事務系総合職の仕事紹介! 志望動機別のおすすめ職種も考えてみた
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
メーカーの事務系総合職の人って何するの?何をしたいのかも明確ではないんだけど。。。
この記事では事務系総合職の仕事と志望動機別にどの職種を志望するのがいいか紹介します!
事務系総合職の職種紹介
文系の人の多くが志望する事務系総合職の職種をここでは紹介していきます。
会社によって多少の違いはありますが、大体同じような職種がありますよ。
圧倒的に多い営業
事務系総合職で1番イメージするのは営業職と思います。
実際1番配属される人数も多い企業が多いです。
私の前職でも新卒の配属は4割ほどは営業職だったよ
その名の通り、モノを売るのが営業職の仕事です。
ただその中でも大きく以下の3つに分けられ、仕事内容も違います。
☑️国内営業
☑️海外営業
☑️営業企画
これらの詳しい紹介は長くなるので、また別の機会でしたい思います。
メーカーならではの職種
次にメーカーならではの事務系総合職の職種を紹介します。
調達(購買)
名前の通り、モノを調達する買う側の仕事です。
メーカーのほとんどは素材や部品を購入して、加工しています。
その購入に係る業務を実施するのが調達です。
会社によっては「購買」という呼び方をしますね。
製品のための購入だけでなく、自社の設備(例えば加工機械や工場のエアコンなど)を買うこともありますよ。
最近は多くのメーカーが海外からもモノを購入しているため、海外との関わりも大きい職種です。
生産管理
名前の通り生産計画を立てて、管理する部門です。
お客さんからの注文を見ながら、自社や調達先の生産能力と照らし合わせて計画・管理するため、社内の多くの部署と関わるのも特徴です。
海外に工場がある場合は、海外出張や赴任のチャンスもある部署ですね。
工場総務(工務)
工場の総務部門であり、何でも屋さんです。
具体的には工場の人の労務管理や給与管理といったコーポレート部門に似た仕事から、建屋やトイレの管理まで、とにかく何でも屋さん。
コーポレート部門
いわゆる本社機能で、どこの会社にもある部門たちです。
Theホワイトカラーという職種ですね。
代表的なのは以下の4職種です。
人事
人にまつわる仕事です。分かりやすいのは採用や教育の仕事ですね。
採用や研修の時に世話をしてくれるのが人事なので、新卒では結構人気のある職種の印象がありますね。
経理
お金にまつわる仕事です。
企業活動には多くの入出金が伴います。経理はそれらのプロフェッショナルですね。
総務
一言で言うと何でも屋さんです。
どこの部署にも属さないような様々な管理業務を任されてます。
具体的には設備管理から株主総会対応までしてたりします。
法務
企業の法律のプロフェッショナルです。
企業間の契約や訴訟の際に活躍する部署です。
メーカーでは海外とのやり取りも増えており海外法務の知識も求められます。
志望動機別のオススメ部署
どんな職種があるか分かっていても、どの部署を志望したらいいのか迷う方も多いと思います。
私も新卒の時は、どの職種を志望すればいいか迷ったよ
ちなみに面接時と就職後で志望部署を変えてもいいの?
入社後に改めて希望調査があるのであれば、変更して全然問題ないと思うよ!
就職活動中の方だけでなく、入社後にどこに配属希望するか迷っている方にも参考になればと思います。
ここでは志望動機別にオススメする職種を紹介します。
早く海外に行きたい
メーカー志望の人は海外志向の方も多いと思います。
そんな人は以下の部署がオススメです。
☑️営業
→海外営業となればチャンス大
☑️調達
→海外の取引先を担当で持つとチャンス大
☑️生産管理
→海外の工場がある企業だとチャンス大。国内にしか工場がないと行く機会はあまりないかも。
上記の3部署とも国内向けの業務もあり、新人の場合は国内業務から任される可能性も高いです。
ただこれらの部署を勧める理由は部署を越える異動よりも部署内異動のハードルは低いからです。
海外に行きたいことをアピールし続ければ、部署内の担当替えで海外事業を任せられる可能性は高いですよ!
モノづくりが好き
メーカーに就職する(orしたい)ということはモノづくりが好きという理由の方も多いはずです。
そういう方におすすめの職種を紹介します。
☑️生産管理
→モノづくりの生産計画を立てるという点でメーカーならではの職種
☑️工場総務
→工場勤務であり、モノづくりを身近に感じられる
仕事を活かして資格を取りたい
本業を活かして資格を取りたいと考える人は以下のコーポレート部門がオススメです。
☑️経理
→会計系の資格取得のチャンス
☑️人事
→労務管理の資格取得のチャンス
こちらの記事も参考にしてみてください!
田舎は嫌!
メーカーの工場というのはだいたい田舎にあります。
ぶっちゃけ言うと田舎勤務が嫌な人はメーカーは向きません。
配属の時期になるとTwitterなどに田舎勤務をいやがる声が書かれますがこれは入る前から分かるはずなんですよね。
転職者ならある程度キャリアが見えるけど、新卒や第二新卒の20代は事業所がある場所であれば、どこに配属になってもおかしくないです。
とはいえ、職種によっては田舎や地方勤務となならない可能性が高いのも事実です。ここではその職種を紹介します。
☑️コーポレート部門
→人事、経理、総務、法務などは本社勤務がほとんど
☑️営業
→営業所の場所次第では都会勤務の可能性大
☑️調達
→調達部門のある場所は会社によって異なるが、本社勤務の可能性もあり
まとめ
・事務系総合職にも色んな職種ある
・迷った時は志望動機を基に決めるのがオススメ
メーカー事務系で身につくスキルとは?
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
メーカーの事務職や総合職の事務系ってスキル身につくのかなぁ。
将来のことを考えるとスキルアップになったり、資格につながる職種が魅力的なんだけど。
今回はこのような疑問に以下の2点を念頭において回答していきます。
☑今転職するなら私自身がどんなことをアピールできるか
☑どの部署であればスキルアップできるか
メーカーではどんなスキルを身に着けることができるか?
結論から言うと、メーカーの事務系はメーカーならではのスキルはあまり身につきません。
その点でいうとメーカーの花形はやはり「設計」であり「モノづくり」です。
じゃあメーカー事務職は将来性なくない?
そんなことはありません!メーカー事務職でも身に着けることが出来るスキルを紹介していきますよ。
有形商材の基本的な知識
有形商材の基本的な知識というと堅苦しいですが具体的には以下の2点です。
①モノづくりの過程
☑各企業が製品を作るために材料を購入すること
☑材料から製品に加工すること
☑製品を売るための物流の流れや在庫管理すること
☑製品を販売して、資金回収すること
こういったことは、消費者のときは見えませんが中にいるとモノづくりの過程が見えて、そういった知識は身につきます。
②図面の見方
これは職種にもよりますが、自社の製品の図面の見方ぐらいはわかるようになります。
この基本的な知識は、ほかの製品に流用できるため良い知識と言えると思います。
簡単な見方でも図面が理解できるのは役に立つよ!
メーカーの募集要項には「有形商材の営業経験」などと記載があることがよくあります。
メーカーからメーカーへ転職することを考えている人は、有形商材に関する知識をきちんと身に着けておきましょう。
海外関連の知識
多くのメーカー、特に大企業は海外展開しているため海外に関わる知識やスキルは身につきやすいです。
ここでは大きく2つ紹介します。
英語力
海外との関わりは基本英語のため、英語の読み書きやコミュニケーションスキルは身につきやすいです。
例えば以下のスキルは期待できますね。
☑️ビジネス文書を通じてビジネス英語の表現などの知識習得
☑️外国人とのやり取りを通じて、英語慣れ出来てコミュニケーション力アップ
ただし、ある程度の英語力まではやはり独学する時間は必須です。
研修なども活かしながら、仕事以外の時間も使って自己研鑽が必要です。
就職する前の学生は、学生時代にとにかく英語勉強しておくことをオススメしますね。
貿易知識
海外事業は輸出入が関わるので貿易実務の知識が付きます。
例えば…
☑️引渡し条件
☑️支払い条件
などは国内の業務をしてると、あまり意識する必要はありませんが、貿易となるとこれらの知識が必須です。
ただ貿易実務も実務だけでは理解が不十分なことも多いため、本などで勉強して知識をつけることが望ましいです。
貿易実務は通関士や貿易事務検定といった資格もあります。本業の知識を通じて資格取得も可能なのはプラスですね。
人事・経理・法務
人事・経理や法務部門は基本どこの会社にもあり、決してメーカー特有という訳ではありません。
逆にどこの会社にもあるからこそ、これらの知識に精通することが出来れば汎用的なスキルを身につけることが出来ますね。
特にメーカーでいえばやはり海外との関わりも大きいため「外国企業の財務調査能力」や「海外法務」の知識は身につけると役に立つ印象ですね
どの部署がオススメ?
身につくスキルが「他社でも活かせるか」という観点で、オススメ部署を紹介します。
これから大手メーカーでも終身雇用は崩れていく傾向であることから、働きながらスキルアップすることは重要です。
面接時の志望動機で「スキルアップしたい!」というのはOKかなぁ?
個人的には前面に出していうことはオススメしないですね。
なぜなら大手メーカーの管理職クラスの方々には「転職文化」はなく、就職者や転職者に対しても務めあげることを期待してるからです。
向上心があることはアピールしたほうがいいから、バランスが大事だね
人事・経理などの間接部門
他社でも活躍出来る観点でいえば、どこの会社にもある人事・経理などの間接部門がオススメです。
関連する資格も多いため、仕事で得た知識で資格取得・スキルアップしていくのもしやすい印象です。
具体的な資格をあげておきますね!
☑衛生管理者
☑簿記
☑FASS検定
☑ビジネス実務法務検定
※弁護士や公認会計士のようなとても難しい資格は除いてます。
海外営業・調達の海外担当
メーカーならではの業務でもあり、海外事業を実務で担当しながらスキルアップが期待できるのが、海外営業や調達の海外担当です。
具体的な得られるスキルは先に述べた英語力や貿易実務能力です。
またこれらの職種のいい点は、他の会社との接点を持てる点も挙げられます。
対内的な部署はあまりオススメしない
社内の調達業務がメインの部署はスキルアップの観点からいうとあまりオススメ出来ません。
事務系でいえば下記のような部署が挙げられます。
☑️生産管理
☑️工場総務(工場事務)
これらの部署はその会社独自のルールや基準に基づいて仕事をしているケースが多く、身についた知識が他の会社では使えない場合もしばしばあります。
また対内的な業務で、他の会社との接点が少ないことから長くいると視野が偏りやすくなります。
どの部署でも自己研鑽は必要
スキルアップの観点からオススメ部署を紹介しましたが、働いてるだけでアピール出来るレベルに達するものではありません。
☑️セミナーに参加する
☑️独学で勉強する
☑️スクールに通う(英会話、資格学校など)
など、プライベートの時間を使ってスキルアップすることをオススメします。
私も転職前はTOEICや簿記の勉強をして、転職時にしっかりアピールするようにしたよ!
まとめ
・メーカー事務系でのスキルアップは簡単ではない
・海外と関わるスキル(英語や貿易実務)は将来性あり
・関節部門(人事・経理・法務)は汎用性があるスキルが身につく点でオススメ
大手メーカーにおける副業の実態は?
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
副業解禁になったっていうけど、メーカーでは副業OKなの?
実際やっている人は?
今回はこんな疑問に回答していきます。
大手メーカーの副業の実態は?
解禁・推奨しているところはまだまだ少ない
副業解禁となりましたが、まだまだ大企業ではきちんと解禁しているところは少ない印象です。
もしくは形式上は解禁していても、積極的に推奨しているところはかなりレアケースと思いますね。
大企業で調べたところ以下のサイトに綺麗にまとめてあったのでリンクを貼っておきます。
【2020年大手企業版】企業が副業解禁する理由や狙いとは?副業OKな会社一覧! - 副業ガイド: 稼げるおすすめ副業・複業【2020年最新情報】fukugyo.co.jp
大企業の中でもメーカーは少ないですね。
少ない理由はやはり古い慣習が残っており、それぞれの企業で「副業なんてありえない」という考えを持った上の人が多いことが1番だと思いますね。
周りに副業している人はほとんどいない?
周りに副業している人は、私の知る限りではいません。
やってる人がいないだけでなく、話題になってるのも聞いたことがありません。
地方勤務だからかもしれませんし、やってても皆さんが言わないだけかもしれません。
ただ肌感覚でほとんどいないと思うよ。
ブログやっている人というのも職場では聞いたことないなぁ。
なぜ大手メーカーの人は副業しないのか?
ではなぜ大手メーカーの人たちは副業しないのか、考えてみたところ以下の理由があげられると思います。
①待遇に困ってない
結局これが一番だと思います。
給料もそこそこによく、福利厚生も整っている大手メーカーでは、副業せずとも充分に生きて行けます。
新築で家・マンションを購入したり、新車を買うのも可能ですし、多くの人がそうしています。
これは地方住みで、家賃含む生活費が比較的安いからということもあるかもしれませんね。
②業種と副業の相性が良くない
IT系やウェブ系のように副業と相性がよい業種もありますが、製造業は副業との相性が良いとは言えません。
なぜなら仕事を通じて得られる知識やスキルは、その企業でしか使えないものが多いからです💦
個人の趣味や特技で副業できる人はいいですが、本業を副業に生かすということがメーカーの人はあまり出来ないんですよね。
③バレる・バレないのリスクを取りたくない
大企業の中の人は保守的な人が多いです。それは在籍年数が長い人ほど、その傾向があります。
そのため、副業がバレて会社から何か言われるよりも、副業しないという選択肢を取る人が多いと思います。
どうしても副業したいという人は、そもそも大手メーカーには就職しない可能性が高いのかなと思います。
副業OKか調べる方法
転職先や就職先が副業OKか気になる人は多いと思います。
そこで企業が副業OKかどうか調べる方法をここでは紹介します。
ネットで調べる
大手企業はネットでも公表された情報がよく載ってます。
「副業 企業名」で検索してみるといいと思います。
正式な企業ホームページが出てくる場合もあれば、口コミサイトが出てくる場合もあると思いますが、参考になると思いますよ。
でも口コミサイトの情報は間違っていることもあるから注意が必要だよ
転職エージェントに依頼する
これは転職目前の人しか出来ないかもしれませんが、転職エージェントに依頼する方法です。
副業できる?なんて聞くと印象悪くないかな・・・
そんな時は「就業規則」をくださいとお願いするといいよ。
就業規則に副業OKか記載してあるはずだからね
中の人に聞く
何とか人脈を使って知り合いを見つけられる人は中の人に聞くのが良いです。
中の人を探す方法はこちらの記事にも書いたので参考にしてもらえればと思います。
まとめ
・大手メーカーで副業解禁・推奨してるところは少ない
・副業している人もほとんどいない(まさふくの感覚)
・副業できるかは、まずはネットで会社名で調べてみよう
転職者でも出世できるのか?
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
転職者って出世に不利っていう話聞くけど実際どうなの?
今回はこんな疑問に答えたいと思います!
出世する意味
大手メーカーに転職した人が出世できるのか、という問いに答える前に、そもそも出世したい人とそうでない人がいると思います。
最近はしたくない人も増えているというニュースを聞くこともありますよね。
そこでまずは出世することのメリットとデメリットを説明します。
メリット
①待遇がよくなる
これはわかりやすいと思いますが、「出世=給与UP」となる場合がほとんどですね。
企業の大小に関わらず、一緒と思います。
ただ大企業の場合、出世してある役職から管理職となります。
管理職となると、雇い主側となり残業代が出なくなる場合が多いです。そのため出世前に残業代で稼いでいた人は、管理職になると給与が減るといった現象が起こることがあります。
※管理職・・・一般的には課長級以上
②大きな仕事を任せられる
出世することで、大きな仕事を任せられやすくなります。
会社の今後を左右するような大きなプロジェクトや大きな金額の案件を階級が低い人にはなかなか任せてもらえません。
こういった大きな仕事は大変な反面、やりがいや注目度もあるため出世するメリットになるといえます。
③マネジメント力をつけることが出来る
ある役職まで出世することで部下を持つことになります。
部下を持つことでマネジメント力を鍛えることができますね。
どうやって部下を上手く活かし成果を出すか取り組んでいくことになります。
部下を持ち、組織をマネジメントしていくことで人材価値としてはプラスになると思いますね。
デメリット
①忙しくなる
大きな責任がある仕事をすることになることで忙しくなる可能性が高いです。
また部下を持つことになると、自分の都合だけで時間をコントロール出来なくなります。
部下のトラブル処理で一緒に残業して、対応するといったことは、よくある事で私自身もよく見てきました。
②中間管理職のストレスがある
出世して中間管理職となると上司と部下に挟まれストレスが増えることが多いです。
上からは過大なプレッシャーを与えられ、色んなことを求められます。
一方で部下に対してはパワハラで訴えられないように気を使う必要があるという辛い立場になる事もよくあります。
まさふくの意見は?
僕はそこまで出世するメリットはないと思ってるよ!
そう思う理由は大きく2つあります。
☑️大企業であれば平社員でも年功序列でそこそこ給料をもらえること
☑️管理職の仕事が多すぎること
ただ自分の経験のためにも、一度は管理職は経験したいとは思ってます。
やってみたらすぐ嫌になるかもしれませんが💦
転職者は大手メーカーで出世できるの?
この章では大手メーカーで転職者が転職できるのか、生え抜き社員(プロパー社員)と比べて不利でないのかを紹介します。
大企業でも転職者で出世する人は増えている
大手メーカーでも転職組の人で出世する人は多くいる印象です。
新卒至上主義、年功序列、終身雇用の古い体質の企業文化を持つ企業で、なぜ転職組が出世する人が増えてきたのか私の考えを紹介します。
転職者の増加
ここ数年〜十数年であらゆる年代の転職者が増えていると思います。
20代、30代中頃までの年齢層は、転職が盛んですね。
その中でも若い世代である第二新卒や20代は、ほぼプロパー社員と同じ扱いを受けているように思います。
転職者に仕事が出来る人が多い
これは主観もありますが転職者には仕事が出来る人が多いです。
なぜ仕事ができるのかというと下記が理由があげられます。
☑️新卒でずっと同じ会社の人より柔軟性がある
☑️他の会社のことを知っている
変化が早い時代で、各メーカーも常に変わることを求められます。
そんな時代に自社以外のことを知っていて、柔軟性がある転職者は重宝されます。
会社としても面接時にそういう人材を取っているので、結果として転職者には仕事ができる人も多いと感じますね。
特に30代や40代で転職してきた人は即戦力として、すぐに結果を出す人も多いですね。
転職者を誉めちぎっているけど、そうでない人もいるから注意してね♪
ある程度の役職からはプロパー社員が多い
私の知る限りではある程度の役職からはプロパー社員が多いです。具体的には部長クラスぐらいで部下の人数でいうと60名ほどでしょうか。
なぜ高い役職にプロパー社員が多いか、大きく理由が3つあります。
①幹部候補として育てられた人がいる
大手メーカーは元々新卒至上主義でやってきて、自社で幹部を育てる方針でした。
つまり新卒の中には何名か将来の幹部候補生として、若いうちから良い部署を経験している社員がいます。
良い部署というのは会社によって異なります。
メーカーであれば以下の部署が花形の企業が多い印象です。
☑️事務屋···生産管理、営業、事業企画
☑️技術屋···設計、生産技術
②人脈が影響を与える
転職者に比べるとプロパー社員は多くの部署に知り合いがいます。
メーカーや企業の大小に関わらず、出世するには人に評価してもらい、引っ張ってもらう必要があります。
そしてある程度の役職に出世するには、上長だけでなく、複数の人に評価してもらうことが必要なケースが多いです。
そういう点でプロパー社員はジョブローテーションなどで複数の部署を経験している人も多く、転職者に比べると有利といえますね。
③転職者は順応しないことも多い
転職者はプロパー社員と比べて他社のことを知っています。
つまり、良くも悪くもその会社のおかしな点や変わるべき点に対してよく気付きます。
そして仕事や会社を良くしたいからと、それらを指摘することがあります。
ところがそのような指摘を面白くないと思う人も多いんだよね
例えば営業の人が「設計の仕事のやり方が古い」と言っていると、設計の上の人たちはその人の考えをよく思わないですよね。
その結果、設計出身の役員から嫌われて、その発言をした営業の人は出世出来ないといったことが起きえます。
古い考え方ですし、個人的には変わるべき文化ですが、現実的にそういうこともあるんですよね。
転職者か出世できるのかの調べ方
転職先候補の会社で転職者が調べるのはなかなか難しいです。
口コミサイトにも出世に関することはあまり書いてないのが現状です。
この章では出世に関する調べ方を紹介します。
転職エージェントを頼る
転職エージェントはこういう情報を企業から聞き出すのも仕事です。ドンドン活用しましょう。
転職エージェントと企業の関係次第では、企業の内情をよく知ってることもありますよ!
企業の内情は大手エージェントより地場のエージェントのほうが詳しいこともあるよ
これは地場のエージェントは長く付き合っており、それぞれの企業の人事情報などをよく知っているからといえますね。
大手は担当者が定期的に変わることもあり、あまり詳しくないというのが、転職活動した時の印象ですね。
中の人に聞く
月並みなやり方ですが中の人に聞くのが1番信頼性もあります。
でも知り合いに転職候補の会社の人なんていないよ
確かになかなかいないよね。
でも自分の人脈をフル活用すれば意外と見つかるものだよ。その例を紹介するね!
現職のつながりから知り合いを探す
転職後の会社も現職と近い業界であれば、つながりを見つけやすいです。
取引先の取引先といった形ですね。
ただ普段から利害関係がある人、例えば営業でいえば調達の人には聞きにくいと思うから、普段から幅広く人脈を広げていくことがオススメです。
お客さんの守衛さんと仲良くなったり笑
学生時代の人脈を頼る方法
こちらも友達の友達や友達の先輩後輩などまでがんばって探してみると意外と見つかるものです。
学生時代に関係がなかったら聞きにくいかもしれませんが、逆に関係がないからこそ損得勘定なく何でも教えてくれるかもしれませんよ。
あとSNSで探すというのもありますが、なかなか社名まで晒してる人は少ないので難しいかなと思います。
あとSNSは信頼性の問題もありますね。
まとめ
・大企業でも転職者の出世の門戸は広がってる
・ある役職を超えるとプロパー職員ばかりの企業が多い
・出世の内情は転職エージェントや中の人から情報を仕入れよう
大手メーカーの福利厚生ってどうなの?
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
大手メーカーは福利厚生が良いっていうけど何がいいの?
そもそも福利厚生って何なの?
今回はこんな疑問に答えたいと思います!
福利厚生とは
福利厚生って言葉は聞くけど、その意味をよく分かっていない人もいるのではないでしょうか。
私自身も「働きやすい制度?」ぐらいの認識で、働き始めたばかりのころはよくわかっていませんでした。
この章では簡単に福利厚生とは何か?という説明をします。
まず福利厚生には2種類あり、法的福利と法定外福利があります。それぞれについて説明しましょう。
法的福利
法的福利とは企業として実施すべき基本的なものです。
具体的には以下のものがあげられます。
☑社会保険
☑厚生年金保険
☑雇用保険
☑災害補償保険
要は事業主である企業が支払うと法律で定められているものです。
法定外福利
法定外福利は各企業が個別に設定するものです。
つまりこの法定外福利こそ企業によって差が大きく出るところです。
法定外福利の項目としては以下のものがあげられます。
☑住宅手当
☑交通費補助
☑昼食補助
☑医療・保険補助
☑育児・介護支援補助
☑慶弔関係
上記のほかにも、サービスとして旅行やスポーツクラブを安く提供していることもあります!
なぜ法定外福利に差が出るの?
この法定外福利は大企業ほど充実している傾向があります。
その理由は簡単で、この法定外福利の制度を充実させるのにはお金と人手がかかります。
なぜ企業はお金をかけてでも法定外福利を充実させるの?
これは法定外福利を充実させることで、企業としては以下のメリットがあるからです。
①人材確保
就職・転職する際にこの福利厚生を重要視する人は多いです。
優秀な人材を確保するために、企業はこの福利厚生制度を充実させようとします。
なぜ福利厚生を重要視するかについては次章で説明します。
②節税効果
福利厚生にかかる費用は企業として経費として処理できるため、節税効果があります。
従業員満足のためだけでなく、企業としても充実させることにメリットがあるんですよね。
福利厚生はめちゃくちゃ大事!
なぜなら福利厚生制度により生活費を大きく減らすことが出来るからです。
特に生活費のうち、一般的に2-3割を占める家賃を福利厚生で一部カバーしてもらえると、かなり生活が楽になります!
また健康面でもメリットがあります〇
最近は各社とも従業員の健康支援に力を入れており、具体的には以下のような制度があるところがあります。
☑定期健康診断
☑提携ジムの割引サービス
☑スポーツイベントの開催(社内クラブや運動会など)
会社にとっても従業員が健康であることはメリットがあり、企業・従業員の双方にメリットがありますね。
充実している福利厚生の実例紹介
大企業の中でもメーカーは福利厚生が充実しているといわれています。
その中でも特に生活費へのインパクトが大きく、充実している代表的な2種類について理由を含め紹介しましょう!
家賃手当・家賃補助
大手メーカーがこの家賃手当が充実している理由は以下の通りです。
☑拠点が多い
☑転勤が多い
上記の理由もあり、メーカーは寮や社宅が充実しており、それらを格安で借りることが出来ます。
実体験や知り合いの話を聞く限りでも、住む場所によりますが2-4万円で借りれることがほとんどという印象ですね!
独身寮であれば1万円以内ということもしばしばあります!
寮や社宅がない地域ではどうなるの?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。メーカーの中でも営業職は地方都市に勤務となることもあり、寮や社宅がないところも多いです。
でもそんなときも借り上げ寮や借り上げ社宅に住めることが多いから心配いりませんよ。
借り上げってどういう意味?
普通のアパートやマンションを会社が借りてくれることだよ!自分で好きな物件を選べることが多いため、お得感が強いね♪
実際私が過去に住んできた際の負担額は以下の通りでした。
〇トヨタ系メーカー
形態:借り上げ寮
家賃:6万円
負担額:1万2千円
〇三菱系メーカー
形態:借り上げ社宅
家賃:9万円
負担額:3万6千円
両社とも5万円程は会社が負担してくれていたことになります!
給料で月5万円もの昇給することのハードルの高さを考えるとかなり助かりますね。
なんで会社はそんなに負担してくれるの?
他の社員と負担額を公平にするためだよ。 会社保有の寮や社宅は1-3万円ほどで借りれるところが多いから、その金額に合わせてくれている形だね。
ちなみに家賃補助に関連して、転勤手当についても手厚いことろが多いです。
引っ越し代だけでなく物件探しの交通費を負担してもらった経験もあるよ。
昼食手当
メーカーではこの昼食手当が厚いところも多いです。
なぜならメーカーは工場という多くの人が働く拠点を持っていることが充実の理由と言えます。
手当の形は大きく2つあります。
①社員食堂の完備
これは工場のように多くの人が働く拠点に多くあります。
社員食堂の良いところは以下の通りですね。
☑とにかく安い(200~300円で食べれるところがほとんどです)
☑栄養面を気遣われたメニュー
☑温かいご飯が食べられる
ただ食堂も人数が少ない営業所などにはない場合がほとんどです。
②食事補助として給付
これは人数が少ない拠点(営業所など)で給付される形ですね。
家賃手当と一緒で、これも食堂の有無により社員の不公平感が出ないための制度と言えますね。
金額は会社によって異なりますが、実体験や知り合いの話を踏まえると4,000~6,000円/月の会社が多いですね。
毎食200~300円負担してもらえることになるね!
福利厚生の調べ方
これまで上げてきた福利厚生ですが、詳しい内容は企業の求人サイトには書いていないことが多いです。
その企業独特なユニークな制度は紹介していることがありますが、生活費に直結する家賃や昼食手当については載っていることは稀です。
そのため自分で知らべる必要があります。
この章では調べる方法を紹介します!
口コミサイト
これが一番ハードルが低く、手っ取り早く調べることが出来ます。
有名なサイトは以下の2つですが、検索すればほかのサイトも出てきます。
☑Vokers
☑キャリコネ
調べたけど、全然口コミがないよ
口コミがないときはグループ会社を検索することをオススメします。
例えば日立製作所に興味があるなら、日立〇〇といった企業の口コミを見る形ですね。
グループ会社では共通の福利厚生制度を活用している場合があるからです。
福利厚生制度を整えるには金と人手がかかるから、グループ会社で共用化している場合があるんだよ。
親会社の制度を子会社が使用するといったようにね。
ただこの方法の注意点は、必ずしもグループ会社で制度が同じではないことです。
あくまで参考情報としての情報収集法です。
実際に働いている人に聞く
これは新卒と転職者で方法は異なりますので、それぞれ説明します。
〇新卒
新卒の就活時は福利厚生について聞くことはタブーと言われています。
特に面接の際に聞くのはタブーと言われていますので、聞かないほうが無難です。
じゃあ誰に聞けばいいの?
私も就職活動時はこんな思いを抱きました。
結論から言えば「企業説明会」や「OB訪問」で聞くのがいいです。
企業説明会の場合は全体質問で聞くよりも、終わった後に個別に社員の方に聞く方が本音が聞ける可能性が高いと思います!
〇転職者
転職者は面接で聞くのは必ずしも悪くないといわれています。
なぜなら一度働いている転職者であれば、福利厚生が転職する理由になりうることは転職先の企業もわかっているからです。
実際私も転職活動時に聞いたよ
ただ注意点は、人事担当者に聞くのがベターという点です。
面接官は人事担当者+受け入れ部門(例:営業部や設計部など)の担当者となります。
聞く相手が人事担当者のほうがベターというのは、彼らは福利厚生の情報に詳しいからです。
でもやっぱり面接時は聞きにくいなぁ。悪い印象を与えないか心配だよ
そんな人には、転職エージェントに聞いてもらうことをオススメします。
(転職エージェントを使っている場合)
転職エージェントにとって、採用条件を聞いて交渉するのは仕事の一環です。
ドンドン頼って問題ないですよ!
まとめ
☑支出が減らせるという点で福利厚生はとても大事
☑大企業は福利厚生の充実に力を入れているところが多い
☑その中でもメーカーは家賃補助と食事手当が手厚いところが多い
☑各社の福利厚生の詳細を知る方法として口コミサイトはオススメ
☑働いている人に聞くのもいいが、新卒者は注意が必要
メーカーの中の人が語るTOEIC必要点数!
三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。
大手メーカーに転職するにはどれぐらい英語力が必要なの?
今回はこんな疑問に答えていきたいと思います。
メーカーでも大企業は海外進出してるところも多いですよね。
とはいえ、海外向け仕事してる人もいれば、そうでない人もいます。
同じ会社の中でも、求められる英語のスキルは職種によって変わってくるのですが、中にいる人でないと実際に求められるスキルは見えてきません💦
結局どれだけ英語できればいいのかわかんないよ
私自身は転職活動しているときにこんな気持ちになりました。
そこで、この記事では求められる英語力やTOEICの点数の目安を、元トヨタ系、現大手重工メーカーで海外営業してる私の独断と偏見で語っていきますよー!
ちなみに今回の点数はボトムラインの目安であり、点数は高ければ高いほど転職では有利です💡
※そして私は人事でもなんでもないのでご注意ください
年齢によって求められるスコアは違う!
まず年齢によって求められる点数は違ってくる!というのが私の持論です。
この考えはメーカーに限らず、海外との関わりが深い商社や海運会社などでも似たようなものと思います。
というのも、大企業は人材は育てなければいけないという考えがあるから、英語力に関しても長い目で見てくるところが多いです。
とはいえ、この企業が人材を育てるという傾向は弱くなりつつあるのも事実であり、英語も各個人が勉強することが求められる傾向は強くなっている点は注意が必要です。
若い人ほど求められる点数は高い
結論から言えば、若い人ほど求められる点数は高い傾向にあります。
給料は若い人ほど低いのに、若い人ほど要求されるTOEICの点数は高い、これが現実です。
それって理不尽じゃない?
そういう気持ちを抱く人もいると思います。
ただグローバル化が進むにつれて、英語学習の力の入れ具合も上がり、若い人ほど英語力の平均が高いんですよね😗
実際最近の新卒の人にはTOEIC900点以上のしっかり勉強してきた人もチラホラいるというのは中にいても実感しますね😅
40代以上は英語出来ない人ばかり!
みんながそうではありませんが、今の40代以上は英語出来ない人もかなりいます!
駐在経験者などのバリバリできる人とそうでない人の差が激しいのが、今の40代以上ですね💡
ちなみにできない人たちは、TOEICでいうと200〜400点ぐらいは普通です😑
「なぜそんなに英語ができない人たちの言うことを聞かなければいけないんだ😤」という気持ちになることもよくあります笑
【年齢別】求められる点数!
ここでは、新卒、20代、30代、40代のそれぞれで求められる点数を紹介します!
まさふくの独断と偏見なのでご注意ください笑
新卒
ズバリ700点ですね!
700点取るにはそこそこ勉強しなければ取れない高い点数ですよね。
でもこれぐらい取る学生がゴロゴロいるのが実情なんですよね💡
大手メーカーだと採用者の中に帰国子女や留学帰りも多くて、全く英語ができないとスタート時点からマイナスとなりかねません💦
ただ新卒で700点あれば「学生時代に英語勉強したんだな」という評価を受けることもできます。
実務でも堂々と渡り合えますし、仕事でも困ることも少ないと思います。
20代転職者
ズバリ600~650点は欲しいですね!
仕事をしながら取るには簡単な数字ではないかもしれませんが、600点は欲しいところです☝️
600点あれば「仕事しながら勉強してきたんだな」と思ってもらえるレベルだと思います👍
実務でも600点あれば問題ない場合が多いです。
☑️簡単なコミュニケーションはできる
☑️読みも仕事で使う範囲は読める
上記のレベルでは対応できるでしょう👍
30代転職者
550点は欲しいですね!
550点というと、基本はわかっているから仕事は何とかなるというレベルの印象です。
また550点ぐらいのラインで昇進・昇格ラインを設けている企業も多くあります。
実際に私の前職では下記の要件がありました!
☑️主任昇格(30-35才) 550点
☑️課長昇格(40-45才) 600点
転職後の昇進・昇格を考えても550点はあった方がいいと思いますね。
50点あげるのはがんばれても、100点あげるのは結構ハードル高いので😅
40代転職者
40代の場合は、「転職後のポジションによる」というのが答えになります。
海外事業に関わらないなら不要という考え方もありますし、実際そういう転職者もいます💡
ただしマネージャークラスとして海外事業も見るなら、高い英語力が求められますね。
40代となるとTOEICのスコアというよりも、英語での実務経験や実績の方が求められる印象ですね。
☑TOEICのスコアが良くても全然話せない人
☑TOEICのスコアが低くても、バリバリ話せる人
上記のような差が顕著に出てくるのも40代以上ぐらいのような印象があります💡
年齢別の求められる役割は?
業界やその会社によっても異なるけどざっくり年齢別に紹介します!
新卒・20代
・海外と関わることは必須
・将来的には英語でバリバリコミュニケーションを取ることを求められる
・周りも英語できる人が多い
・英語出来ないと出世も難しい
30代
・海外と関わる可能性大
・実務を通じて、使えるレベルにはなる必要あり
・周りは英語できる人とそうでない人の二極化
・マネージャー以上になりたいなら英語は必須
40代
・ある程度転職時にキャリアや役割は定まってる
・海外と関わらないなら英語できなくてもOK
・海外と関わるなら、英語で交渉ができることが求められる
まとめ
・TOEICの求められるスコアは年齢別に異なる
・求められる役割も異なる
・若い世代は英語から逃れられないので、がんばっておいた方がいい👍
・40代以上はポジション次第
以上、大手重工メーカーの中の人が感じる英語力の紹介でした!
メーカー営業に必要な資格とは?
メーカーの営業になるのに、有利な資格って何だろう?
メーカー営業を10年近くやっている、私自身が上記質問に回答したいと思います!
転職を考えたときに誰もが資格やスキルについて悩みますよね。
ただメーカーの求人情報を見ても、求められる資格やスキルがよくわからないと思います💦
書いてあるのは「前向きな人」や「コミュニケーション能力」といった曖昧なことが多いです。
それだけじゃなくて、特別な資格がいるのでは?
そのように不安になると思います!
メーカー経験者であった私でも転職活動時は不安だったので、未経験者はもっと不安を感じるでしょう。
そこでこの記事では求められるスキルと、転職が有利になる資格を紹介したいと思います!
求められるスキルとは?
私が考えるメーカー営業に求められるスキルを3つ紹介します!
コミュニケーション能力
1つ目はメーカー営業に求められるスキルとは、一般的に言われる通りコミュニケーション能力が一番というのには私も同意見です!
コミュニケーション能力が必要な理由は、まずお客さんと円滑にコミュニケーションするためですね☝️
ただメーカー営業に関して言えば、お客さんの意向を社内にフィードバックして、社内の各部署を動かすことが営業には求められます。
メーカーの社内(設計、工場など)は正直がんこでめんどくさい人も多いです笑
彼らに嫌われるとなかなか仕事が上手くはいきません😅
例えば短納期で注文を取っても、工場が作ってくれなかったらお客さんに迷惑をかけ怒られることになります😓
ただ杓子定規に生産手配をかけても、工場の人が対応してくれないといったことはメーカーではよくある話と思います💦(最近は時代の流れで減っていると思いますけどね。。。)
上手く「重要性」や「背景」を伝えて、工場の人に動いてもらうといったスキルが求められるんですよね。
工場の人に嫌われて、対応してもらえず苦労した経験があるよ
お客さんに好かれて、社内を円滑に動かすためにもコミュニケーション能力は重要ですね。
効率的な事務処理能力
メーカー営業は、会社にもよりますが一般的に結構事務処理作業が多いです。
ルーティン作業である、受発注業務や出荷業務、検収業務だけで忙殺される人も多い印象です💦
(これらはアシスタントの方がしてくれる会社も多いですが)
それだけでなく、重要商談となると客先へのプレゼン資料作成や、社内への方針を伺う資料作成もあります。
大手ほど、社内向けの資料作りに時間をかけさせられる傾向があり、これがすごく手間です😓
こういった事務処理の時間を最低限するためにも事務処理能力が求められます☝️
資料作りが多すぎて客先訪問できないよ
こんな甘えは許容されないのが現実なんですよね。
というわけで、本来の営業の仕事であるお客さんを訪問して注文を取るためにも事務処理能力は求められるスキルと言えます。
英語力
3つ目は英語力です。
メーカーは海外に進出していることも多いため、やはり英語力はあった方がベターです。
国内営業志望だから英語なんていいや
そういう人も多いと思いますが、国内のお客さんが海外進出することになったり、競合が海外企業である場合など、海外に触れる機会は国内営業でも増えてきます🇺🇸
流ちょうに話せる必要なありませんが、最低限の英文が読めるスキルはあった方がいいですね。
オススメ資格3選
さきに述べたスキルがあれば、特に資格はなくても何とかなるでしょう。
ただ持っていると仕事に生かせる資格や転職時に評価されやすい資格を紹介します!
TOEIC
上でも述べたように英語力はあった方が実務でも便利であり、目に見える資格としては日本の会社ではやはりTOEICがメジャーです。
英検やTOEFL、IELTSなど英語のテストは多くありますが、知名度・認知度でTOEICに勝るものはありません!
TOEICである程度のスコアがあると履歴書にも書けて転職でも有利ですし、社内でも一目置かれる存在になれます。
ただスコアアップにはある程度まとまった時間が必要な点が難点ですね。
学生時代にある程度英語力をつけている人は、転職を機に勉強してテストを受けてみることはオススメです!
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
結論から言うと資格まで取る必要はありませんが、ワードやエクセルのスキルの有無で仕事の効率性が変わってきます。
自信がない人はこういう資格の勉強を通じて、基本知識を得ることをオススメします!
個人的な感覚ですが実務での使用頻度は下記の通りなので、力の入れ具合の参考にしてください。
エクセル:6割 ワード:2割 パワーポイント:2割
MOSの資格を得るための勉強時間については参考になるサイトのリンクを張っておきます。興味がある人は見てみてください!
マニアックなスキルは必要ありませんが、最低限のスキルは得ておくようにしましょう!
簿記
簿記は実用性、難易度の両面からおすすめ資格です!
まず基本的な会計表現を一通り学べるので非常に実用的ですね👍
例えば営業であれば、減価償却費といった考え方も必須ですが、これは簿記を通じて学ぶことが出来ますね!
更に簿記のいい所は資格の難度があまり高くなく、独学でも学ぶことが出来ることです👍
3級なら1ヶ月ほど、2級でも3ヶ月ほど勉強すれば受かると言われてますね。
業種に特化した資格は必要?
業種に特化した資格、例えば不動産鑑定士などの資格についてはメーカー営業であれば不要と思います。
業界によっては、危険物取扱者、フォークリフト免許、玉掛免許などが求められる場合もあります。
ただし、これらは会社に入ってからとれば十分です。
業務上、特別な資格が必要な会社では、資格の費用を出してくれる場合も多いですので、転職前に資格を取っておく必要はないと思います!
というわけでメーカー営業に求められる資格やスキルの紹介でした。
転職希望者の参考になれば幸いです😁
他の業界からでもメーカーに転職できる?
前職は福祉系でメーカーとは関係なかったんだけど、転職って出来るのかな?未経験者歓迎とは書いてるけど実際どうなの?
この記事ではこんな疑問に答えていきます☝️
ハードルは少し高いが未経験での転職者も多い
製造業の特徴は良くも悪くも古い体質があることです。
この古い体質があるが故に、転職のハードルは必ずしも低いとは言えないのが実情です。
未経験歓迎と書いてあっても、中にいる人たちは古い体質の人が多いため、学歴や職歴を気にする人も多いです。
大手ほどその傾向は強い気がする!
会社の方針では未経験者や他業界の人を採用しようとしてても、現場のマネージャークラスが嫌がるというのは私自身もよく聞く話です😅
その点でハードルは低くないと思います☝️
一方で未経験で転職してくる人も一定数いて、私の周りでは旅行業界から来た人も活躍してます👍
逆に未経験を活かせるポイントも多い
古くお堅い業界である製造業なので、これまで人の流動性は高くありませんでした😱
ただ今はグローバル化やIoTなど変革の時期を迎えています🇺🇸
その点では未経験者の新しい風を求めてる時代であり、他業界の人材のニーズはかなり多いです☝️
ずっと製造業の私から見ても、他業界の人は以下の2点で評価されやすいと実感します!
①製造業の常識に囚われてない
これは製造業に限らずですが、その業界にずっといると常識や慣習に囚われてしまいますよね😑
その点、他の業界から来た人は常識や慣習に囚われず新たな発想で、会社に良い影響を与えやすくて良いですね👌
②フットワークが軽い
メーカーの人ってとにかく腰が重いんですよ😅
よく「石橋を叩いて渡らない」と揶揄されますがその通りと中にいても思います笑
他の業界から来た人は製造業にいる人と比べるとフットワークが軽いから、仕事が早いと評価されやすい印象がありますね☝️
お堅い風土に馴染めないと辛いかも
求人記事では未経験歓迎と書いていたり、会社としては新しい風を求めていても、結局会社は人の集合体です。
そしてその中でも製造業は平均年齢も高く、古い考えを持った人も多い業界です😑
そんな人で構成された組織なので、組織の体質は古いところが多いです😔
具体的には未だにハンコ文化があったりしますね☹️
そんな古い体質を受け入れながら、緩やかな変化を楽しめる人には
向いていると思います。
逆にどんどん変革したい人には、なかなか変わらない組織に嫌気がさすかもしれません。
まとめ
まとめると他業界からメーカーへの転職に関してはこんな感じです!
・学歴や職歴の壁はある
・未経験もたくさんいる
・むしろ未経験の活躍の幅も広い
・外から来ると古い体質にうんざりする人もいる
メーカーの就職すべきオススメ業界は?
製造業って言っても業界多すぎ!どこの業界がオススメか教えて欲しい!
今回はこのような質問に答えていきたいと思います!
業界だけで決めるのは危険
製造業と一括りにいっても多くの業界があります。
どんな業界があるのかはリクナビのサイトがわかりやすく紹介しています。
メーカーは大手から中小零細企業まで幅広くあります。
製造業の特徴として、業界よりも企業規模によって待遇が近くなっています。
大手メーカーであれば、どこも似たように高い年収で福利厚生が良いところが多いです。
一方で中小企業になると、福利厚生が整っていないことや低い年収の企業が多くなります。
例えば同じ電機業界でも、頂点にいるパナソニックやソニーと、その辺の町工場では全然待遇が異なります!
あまり業界で絞らず、それぞれの会社を詳細に見たほうが良いよ!
伸びている業界が良い
とはいえ、多くの企業があるため私が考えるオススメ業界を紹介します!
ポイントはずばり伸びている業界が良いです!
なぜ伸びている業界がいいのか?
伸びている業界・企業が良い理由は大きく2点あります!
1.チャレンジに寛容
伸びている企業は業績の伸びに対応するために、色んなことにチャレンジしていきます!
新製品を開発したり、新たな販路を開いていきます☝️
働く身として(若い場合は特に)、こういうチャレンジできる環境にいることはプラスですし、何より楽しいですね😁
2.待遇悪化の不安がない
あまり伸びていない業界で、その中で業績が悪いと人員整理やボーナスダウンといったリスクがあります。
最近の製造業では造船業界や鉄鋼業界が中国や韓国のメーカーに圧されてここ数年業績が悪いですね。
業績悪化による待遇の悪化というのは、個々人に大きなストレスです。子供がいる人やローンがある人は特に大きな不安となりのしかかってきます。
一方で伸びている業界は、こういった不安がなく働けるため転職する際は伸びている業界に行くことをオススメします。
もちろん、どの企業もいつも順風満帆というわけにはいかないので、見極めが必要です。
伸びている業界とは?
伸びている業界は、株価の推移で見ると分かりやすいのでオススメです。
下の表はここ3年での株価の上昇率を業種別に並べたものです。
赤で囲ったものが製造業となります。
精密機器や電気機器は日本の強みで、グローバル化に伴い業績の伸びも好調だからわかりやすいですね!
医薬品や化学品は、高齢化社会や温暖化対策でニーズのあった製品を出している企業が業績の伸びをけん引していると思われますね!
それぞれの業界の大手を紹介しておきます。皆さんが知っている企業もあるのではないでしょうか!
・精密機器
HOYA、テルモ、オリンパス、ディスコ、ニコン
・医薬品
武田製薬、中外製薬、第一三共、エーザイ、大塚ホールディング
・電気機器
キーエンス、ソニー、村田製作所、日本電産、東京エレクトロン、キヤノン
・機械
ダイキン工業、小松製作所、日本自動織機、クボタ、三菱重工業
・化学
信越化学、花王、富士フイルム、資生堂、旭化成
業界内で強みがある企業は狙い目
上であげた業界でなくとも、業界内で強みがある企業は狙い目です。
メーカーでいう強みはやはり商品力になります。
ニッチな商品でも、高シェア商品を持っている企業は業績が安定します。
そして働く身としても、価格競争に巻き込まれない点でストレスフリーです!
「シェア ナンバーワン グローバル」といったワードで検索してみるとおもしろいよ!
有名な例でいうと、東レの炭素繊維があげられます。
宇宙船や航空機で使われていると話題になったことがニュースになっていたので、覚えている方もいるかもしれません。
汎用品用途では価格競争が激しくなっているようですが、一部の用途では相変わらず独占状態を続けているようです!
こういった高シェア商品や独占商品がある企業は、働く身としてオススメです!
メーカーの就職、転職すべきオススメ業界について書いてみました。
企業選びの参考になればうれしいです!
メーカー×営業職へのコロナウイルスの影響は?! 給料激減?!
コロナウイルスの影響でテレワークが促進されてますね。
我が会社でも3月から営業は在宅勤務が命じられました。
まだ具体的にどうなるかは不明なところはありますが、メーカー営業職において想定される影響を紹介します☝️
テレワークによる影響はあるの?
メーカー営業職のテレワークへの影響を考えるとき、営業職とメーカーそれぞれで影響度合いが異なります☹️
まず営業職においては在宅勤務の影響は比較的少ないといえます👍
元々外回りや出張が多く、外で事務処理をするのには慣れている人も多いので、在宅勤務に対する抵抗は少ない印象です😌
パソコンと電話があればどこでも仕事が出来る職種の特権ですね☝️
ただ製造業という事業としては、テレワークによる影響は大きいです。
モノ作りや物流が止まるため、商品をお客さんに供給できなくなります💦
客先窓口である営業も、その辺の調整に四苦八苦しているところです。
私自身もお客さんから商品の納期の問い合わせを受けて、調整をする日々ですね😱
実際どんな風に働いてるの?
営業職といえば客先訪問がメインの仕事ですが、コロナウイルスで客先訪問はあまり出来なくなってます😑
私の所属する会社は訪問は可能となってますが、受け入れてくれないお客さんが増えてますね😓
海外だと日本人と言うだけで入国すら出来ないほど影響も出ています☝️
テレワークのため会議も減っており、家でパソコンで作業をしながら、時々電話をするという働き方になってます。
会社にいる時とやっている内容はあまり変わってませんが、家にいるのでリラックスしてる時間は少し長いかもしれません😅
給料への影響は?
テレワークによる給料への影響は、ややマイナスとなりそうです😓
具体的には以下の2つでマイナスインパクトですね💦
・残業代がなくなる
・出張手当がなくなる
残業は人や会社によりますが、基本会社にいないと付けられないため在宅勤務で基本ゼロとなりそうです😖
残業が多かった人にとってはインパクト大きいですね!
半月のテレワークだと2-5万ぐらいマイナスになる人が多そうです💦
私は残業ほとんどしないので影響少ないです👍
出張手当も、出張が減った分マイナスですね😓
結構この手当を当てにしてる営業マンは多いため、影響は大きいかもしれません😱
まとめ
暫定的ではありますがメーカー営業職のテレワークへの影響はこんな感じです!
・仕事は普通にできる👨💼
・ただ会社としては影響大きい⬇️
・社内外の調整に奔走🏃
・客先訪問はほぼ消滅😑
・給与はややマイナス😭
コロナでマイナス面も多いですが、これを機に働き方を見直したいですね。