まさふくブログ

大手メーカー×営業の実態を紹介!

転職者でも出世できるのか?

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三菱系メーカーで海外営業しているまさふくです。
前職もトヨタ系メーカーで営業していました。

 

転職者って出世に不利っていう話聞くけど実際どうなの?

 

今回はこんな疑問に答えたいと思います! 

 

 

 

 

出世する意味

大手メーカーに転職した人が出世できるのか、という問いに答える前に、そもそも出世したい人とそうでない人がいると思います。

 

最近はしたくない人も増えているというニュースを聞くこともありますよね。

 

そこでまずは出世することのメリットとデメリットを説明します。

 

メリット

 

①待遇がよくなる

 

これはわかりやすいと思いますが、「出世=給与UP」となる場合がほとんどですね。

企業の大小に関わらず、一緒と思います。

 

ただ大企業の場合、出世してある役職から管理職となります。

 

管理職となると、雇い主側となり残業代が出なくなる場合が多いです。そのため出世前に残業代で稼いでいた人は、管理職になると給与が減るといった現象が起こることがあります。

 

※管理職・・・一般的には課長級以上

 

 

②大きな仕事を任せられる

 

出世することで、大きな仕事を任せられやすくなります。

 

会社の今後を左右するような大きなプロジェクトや大きな金額の案件を階級が低い人にはなかなか任せてもらえません。

 

こういった大きな仕事は大変な反面、やりがいや注目度もあるため出世するメリットになるといえます。

 

 

③マネジメント力をつけることが出来る

 

ある役職まで出世することで部下を持つことになります。

 

部下を持つことでマネジメント力を鍛えることができますね。

 

どうやって部下を上手く活かし成果を出すか取り組んでいくことになります。

 

部下を持ち、組織をマネジメントしていくことで人材価値としてはプラスになると思いますね。

 


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デメリット

 

①忙しくなる

 

大きな責任がある仕事をすることになることで忙しくなる可能性が高いです。

 

また部下を持つことになると、自分の都合だけで時間をコントロール出来なくなります。

 

部下のトラブル処理で一緒に残業して、対応するといったことは、よくある事で私自身もよく見てきました。

 

②中間管理職のストレスがある

 

出世して中間管理職となると上司と部下に挟まれストレスが増えることが多いです。

 

上からは過大なプレッシャーを与えられ、色んなことを求められます。

 

一方で部下に対してはパワハラで訴えられないように気を使う必要があるという辛い立場になる事もよくあります。

 

まさふくの意見は?

 

僕はそこまで出世するメリットはないと思ってるよ!

 

 

そう思う理由は大きく2つあります。

 

☑️大企業であれば平社員でも年功序列でそこそこ給料をもらえること

☑️管理職の仕事が多すぎること

 

ただ自分の経験のためにも、一度は管理職は経験したいとは思ってます。

 

やってみたらすぐ嫌になるかもしれませんが💦

 

 

転職者は大手メーカーで出世できるの?

 

この章では大手メーカーで転職者が転職できるのか、生え抜き社員(プロパー社員)と比べて不利でないのかを紹介します。

 

大企業でも転職者で出世する人は増えている

 

大手メーカーでも転職組の人で出世する人は多くいる印象です。

 

新卒至上主義、年功序列、終身雇用の古い体質の企業文化を持つ企業で、なぜ転職組が出世する人が増えてきたのか私の考えを紹介します。

 

転職者の増加

 

ここ数年〜十数年であらゆる年代の転職者が増えていると思います。

 

20代、30代中頃までの年齢層は、転職が盛んですね。

 

その中でも若い世代である第二新卒や20代は、ほぼプロパー社員と同じ扱いを受けているように思います。

 


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転職者に仕事が出来る人が多い

 

これは主観もありますが転職者には仕事が出来る人が多いです。

 

なぜ仕事ができるのかというと下記が理由があげられます。

 

☑️新卒でずっと同じ会社の人より柔軟性がある

☑️他の会社のことを知っている

 

変化が早い時代で、各メーカーも常に変わることを求められます。

 

そんな時代に自社以外のことを知っていて、柔軟性がある転職者は重宝されます。

 

会社としても面接時にそういう人材を取っているので、結果として転職者には仕事ができる人も多いと感じますね。

 

特に30代や40代で転職してきた人は即戦力として、すぐに結果を出す人も多いですね。

 

 

転職者を誉めちぎっているけど、そうでない人もいるから注意してね♪

 

 

 

ある程度の役職からはプロパー社員が多い

 

私の知る限りではある程度の役職からはプロパー社員が多いです。具体的には部長クラスぐらいで部下の人数でいうと60名ほどでしょうか。

 

なぜ高い役職にプロパー社員が多いか、大きく理由が3つあります。

 

①幹部候補として育てられた人がいる

 

大手メーカーは元々新卒至上主義でやってきて、自社で幹部を育てる方針でした。

 

つまり新卒の中には何名か将来の幹部候補生として、若いうちから良い部署を経験している社員がいます。

 

良い部署というのは会社によって異なります。

 

メーカーであれば以下の部署が花形の企業が多い印象です。

 

☑️事務屋···生産管理、営業、事業企画

☑️技術屋···設計、生産技術

 

②人脈が影響を与える

 

転職者に比べるとプロパー社員は多くの部署に知り合いがいます。

 

メーカーや企業の大小に関わらず、出世するには人に評価してもらい、引っ張ってもらう必要があります。

 

そしてある程度の役職に出世するには、上長だけでなく、複数の人に評価してもらうことが必要なケースが多いです。

 

そういう点でプロパー社員はジョブローテーションなどで複数の部署を経験している人も多く、転職者に比べると有利といえますね。

 

③転職者は順応しないことも多い

 

転職者はプロパー社員と比べて他社のことを知っています。

 

つまり、良くも悪くもその会社のおかしな点や変わるべき点に対してよく気付きます。

 

そして仕事や会社を良くしたいからと、それらを指摘することがあります。

 

ところがそのような指摘を面白くないと思う人も多いんだよね

 

 

例えば営業の人が「設計の仕事のやり方が古い」と言っていると、設計の上の人たちはその人の考えをよく思わないですよね。

 

その結果、設計出身の役員から嫌われて、その発言をした営業の人は出世出来ないといったことが起きえます。

 

古い考え方ですし、個人的には変わるべき文化ですが、現実的にそういうこともあるんですよね。

 

 

転職者か出世できるのかの調べ方

 

転職先候補の会社で転職者が調べるのはなかなか難しいです。

 

口コミサイトにも出世に関することはあまり書いてないのが現状です。

 

この章では出世に関する調べ方を紹介します。

 

転職エージェントを頼る

 

転職エージェントはこういう情報を企業から聞き出すのも仕事です。ドンドン活用しましょう。

 

転職エージェントと企業の関係次第では、企業の内情をよく知ってることもありますよ!

 

企業の内情は大手エージェントより地場のエージェントのほうが詳しいこともあるよ

 

 これは地場のエージェントは長く付き合っており、それぞれの企業の人事情報などをよく知っているからといえますね。

 

大手は担当者が定期的に変わることもあり、あまり詳しくないというのが、転職活動した時の印象ですね。

 


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中の人に聞く

 

月並みなやり方ですが中の人に聞くのが1番信頼性もあります。

でも知り合いに転職候補の会社の人なんていないよ

 

確かになかなかいないよね。
でも自分の人脈をフル活用すれば意外と見つかるものだよ。その例を紹介するね!

 

 

 

現職のつながりから知り合いを探す

 

転職後の会社も現職と近い業界であれば、つながりを見つけやすいです。

 

取引先の取引先といった形ですね。

 

ただ普段から利害関係がある人、例えば営業でいえば調達の人には聞きにくいと思うから、普段から幅広く人脈を広げていくことがオススメです。

 

 

お客さんの守衛さんと仲良くなったり笑

 

 

学生時代の人脈を頼る方法

 

こちらも友達の友達や友達の先輩後輩などまでがんばって探してみると意外と見つかるものです。

 

学生時代に関係がなかったら聞きにくいかもしれませんが、逆に関係がないからこそ損得勘定なく何でも教えてくれるかもしれませんよ。

 

あとSNSで探すというのもありますが、なかなか社名まで晒してる人は少ないので難しいかなと思います。

 

あとSNSは信頼性の問題もありますね。

 

 

 

まとめ

 

・大企業でも転職者の出世の門戸は広がってる

 

・ある役職を超えるとプロパー職員ばかりの企業が多い

 

・出世の内情は転職エージェントや中の人から情報を仕入れよう